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『nimsel図書室』:学習参考書のレビューを中心としている書店に読書と言う風を引き入れます。1冊1冊のレビューをするのは僕の仕事とは思えないので、作品を超えた、または筆者を超えた関連の中で本に対する感想を与えます。しばらくは非常に読みやすい本を中心に取り扱い読書の楽しみに触れることのできるような本の紹介から始めようと思っています。

 と書いている通り、そんなにゴツイ本は紹介していないです。大学の図書館で探すようなタイプの本ではなく、気楽に読書の楽しみを知ることが出来るだろう本を紹介しています。赤川さんや乃南さん、灰谷さん、重松さんの作品は代表的なものですよね。

 ★ 僕の周りで起こる共鳴現象 ★

 実を言うと、この2年ぐらい前まで作家のエッセイの類は読んできませんでした。というのも、『作家はその作品中で語るべし』という思い入れがあったからなんですね。

 ところが、村上春樹さんの作品の変遷をじっと見つめていると、河合隼雄先生と出会い、お互いの意見を引き出しあい、語っていく中で、何かしらの影響を受けたのではないかと言う形跡がある(ように思えた)のです。

 それを皮切りに、エッセイ的なものを多く読み始めました。この半年間で読んだものの中で特に印象に残っているのは、柳田邦男先生、河合隼雄先生のお二人が関係しているエッセイ・コラム・対談についてでした。

 今回はまだ紹介しませんが、『死に裏付けられた生』というテーゼが空気の一部として存在する語りには、僕が日々考えてきていることと重なることが多く、10P足らずに3時間かけて読むこともしばしばあります。 

 ★ 特に好きな作家の共通事項 ★

 村上春樹さん、吉本ばなな(現よしもとばなな)さんの作品に共通していることは、主題が動いてきている、そして作家自身の主題もおそらく変化していると言うことです。

 春樹さんは幾度か書かれていますが、デタッチメントからつながりの回復(そして現在はつながりの創り方だと思います)という変遷をはっきりと意識されています。一方、ばななさんも、死を含んだ生の意味合いを、<死に取り残された側>ではなく、<死を見送る側>へと視点がシフトしているという印象を受けます。

 いずれにせよ、このお二人の作品は全く違う様相を見せながらも、敏感に世の空気を読み取り、抽象化・物語化することで遠まわしの具体化を行っている、と言う点においては共通しているのではないかと考えています。

 作品の多層性が、繰り返し読む楽しみをコンスタントに生み出せている作家は、僕の知る限りでは春樹さんとばななさんだけです。

 ★ 今日のオススメ ★

 僕が勧める読む順番で配置しています。もちろん、無視してもいいと思いますけどね。文庫版を紹介しています。

 今までの作品を前半と後半の2つに分けています。

 著者 村上春樹
 1.世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
 2.ノルウェイの森
 3.羊をめぐる冒険
 4.ダンスダンスダンス







 著者:吉本ばなな

 1.キッチン
 2.アムリタ
 3.ハネムーン
 4.TUGUMI




 90年代全までの作品が中心ですが、今読んでなお新しさを感じる作品です。書かれた順がかなり前後しているのですが、僕が紹介するのは上の順序となります。まあ、実際には好きなように読んでもらえればいいと思います。

 非常に面白いので、学習そっちのけにならないように注意してくださいね(笑)

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2007.02.28 Wed l 未分類 l コメント (3) トラックバック (0) l top

コメント

沖縄に格安で・・・
沖縄にこんなに格安でいけるなんて知りませんでした・・・
2007.02.28 Wed l 格安沖縄. URL l 編集
「ところが、村上春樹さんの作品の変遷をじっと見つめていると、河合隼雄先生と出会い、お互いの意見を引き出しあい、語っていく中で、何かしらの影響を受けたのではないかと言う形跡がある(ように思えた)のです。」

気づいた人がいるかもしれませんが、今年の早稲田の入試にまさにこれに関係する文(引用としての例の文ではありましたが)がでていました。
2007.03.01 Thu l raison detre. URL l 編集
>格安沖縄さん
 この時期だと安いですよね。オプションをつけまくっても5万円で済みました。屋久島は2泊3日で10万なのに。。。


>raison detreさん
本当ですか。ほー。月末塾に行ったときに確認してみます。
2007.03.03 Sat l nimsel. URL l 編集

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