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京都大学は出題に特徴があるように見えて、その実非常にオーソドックな学習を要求しており、東大のような<コツ>を要求していません。

もちろん傾向を意識した対策が必要となるのですが、基本的には教室で紹介しているような段階的学習を積み上げていくのがベストとなります。

英語・数学の出題にはかなりの特徴がありますが、特別な対策をしなくても最低合格点を超える程度の基礎学力を作ってからでないと傾向対策が活きてこない大学なのです(医学部医学科を除く)。


具体例として英語を挙げます。
2題長文和訳、2題の長文英訳が例年の出題ですが、小手先の学習で太刀打ちできるものではありません。
和訳では解釈の能力はもちろん、応用的な文法知識や長文の文章展開を押さえた未知単語の推測を要求されます。
英訳では基本的な文法運営能力を基盤とした、日本語の意味を保ったままでの和文読み替えの能力が要求されています。誤解されがちなことなのですが、京大では難易度の高い単語や構成を求められていないのです。
むしろ和訳にしろ、英訳にしろ、<基本的な材料で難問をある程度きり崩してください>というのがテーマとなっています。


以上のことを踏まえると、取り立てて<京大>と強調することはないのかもしれません。適切な段階まで学習できれば、過去問題の演習を通じて強化すべき箇所が判断できるかと思います。注意を一つ書いておくならば、<簡単なものでミスをするな>ということです。


★ 教授側の建前と本音 ★
問題をやさしくすることで、『完全な解答にしか得点をつけたくない』と教授陣は語っていますが、現状は間逆です。
そもそも、河合記述模試や駿台全国模試を見てください。
河合記述模試では京大より遥かに基本的な内容にもかかわらず、部分点をかなりつけていても80%以上取っていればB~Aとなる学力です。
近年の駿台全国では標準典型に近い出題が40%程度ありますが、部分点を貰いながら60%も取ればまず疑いなく最上位層に入ります。
結局、タテマエは空回りしていて、現実には『部分点をたくさんつけないと入試にならない』のです。部分点も確実に取る効率のいい学習は、基礎を重視する学習です。初級の知識を基にした、問題の中核を外さずに解答する力があれば、相当な得点が付いています。

また、文字の汚さにも注意してください。基本的には3人チームで採点し、採点ミスを防ぐのですが、高齢の数学の教授が汚い解答を中身を見ずに0点扱いし、若い助手が直していたという話を、実際に助手をやっていた人・予備校関係者から幾度となく聞きました。
字を美しくするのは困難だと思いますが、見やすく丁寧に書くのは普段の訓練で可能となるはずです。
想像してください。あなたが数千人分の採点をするのに、汚い答案と読みやすい答案ではどちらに点をあげたくなりますか? 正確に言うと、『字があまりに汚いと、本来得点できたところまで失点する』可能性があるということを忘れないでほしいということです。特に、京大の解答用紙はかなり特殊ですから、覚えていてください。

★ 京大本番レベル ★

過去問の演習に移り、必要な課題を探ることの出来るレベルの目安です。医学科を除き、ここまでで最低点は十分超えます。

*** 英語 ***

初級を完成させた後で、システムレベルの単語帳を1冊、中級の解釈を1冊を正しく身につければ、それだけで何とか合格最低点が取れる出題です。とはいえ、これで過去問題を有効活用できるかと言うと、ちょっと無理かもしれません。

そこで、「英文速読のナビゲーター」と「やっておきたい500」を演習します。英文速読のナビゲーターでは、自分なりにパラグラフの要約を行いながら学習しましょう。意識することは、全て本に書かれています。
やっておきたい500でポイントになる事は、<つっかえた英文は解釈の弱点として扱い、その部分の英文をノートに書き、完璧にする>ということです。爆発的に伸びます。ついでに言うと、英作文の力も伸びます。



英作文の学習は、教室の『英作文上達』を守ってください。例文形式のものを、正しく学習すれば、それだけで合格点以上が取れます。
一般学部の仕上げには『大学入試英作文実践講義』が目安になります。ポイントは、<簡単な表現で、80%程度の得点を取る>ことです。本番でも満点は狙えません。



以上、読解対策と英訳対策が終了したら、京大の過去問を4~5年分演習します。弱点を探し、復習してください。

・プラスアルファ
これ以降は、課題に合わせて、「英文読解の透視図」「やっておきたい700」「自修長文・自由英作文演習―自分で添削できる 」「東京外語大」「京大後期」「模試問題集」を上と同様に演習して学習します。一般学部では合格点への上乗せとなるため、やり過ぎないように。



リスニングについては、速読速聴英単語が参考になると思います。

*** 数学 ***

文系は初級完成後に『マセマ合格!』
理系は『マセマ合格!』の後に、『一対一』か『合格!数学 プラス110問題』
をやれば、一般学部では合格最低点を超えます。少し寂しい気もしますが、まあ事実です。

そして、ここまで学習すれば、過去問題も有効利用できます。
過去問題の演習により分かることは、
1)全ての問題を解くのは無理
2)好きな問題のパターンがある
の2点でしょう。

 

    


・その後のプラスアルファについて。
1)文系
マセマ合格!数学 プラス110問題
ここまでで合格平均を大きく超える得点が出来るはずです。
分野ごとに弱点が残る場合、『面白いほどシリーズ』で強化すると良いかもしれません。




大学への数学 スタンダード演習
★★★★★
◎ 「易しすぎず、難しすぎず」がテーマの一冊です。京大受験者で最上位層の点数を取ろうと思ったときの目安の一冊でしょう。演習して、全てを解けるようにすれば終了です。
ただ、既に全体の合格点を超えてから手をつけてください。

東京出版のHPで最新版を購入できます。

2)理系

確認として『理系入試数学の核心 標準編』を演習し、90%以上解ければ一般学部の合格平均は取れる下地が出来ています。過去問題の演習やもし問題集の演習を通じ、制限時間内に最も得点の取れる解く順番(簡単なものから解く、確率から解くなど。)を決定してください。

あとは安定性の高い英語や理科で得点を考えたほうが全体として有利になるため、一般学部の人はちょっとした総合演習を続ければ十分ではないかと思うのです。

敢えて数学でリードしようとする場合、
「やさしい理系数学」「理系標準問題集」「マセマ頻出レベル 数学」から時間と好みとに従って1冊選び演習すれば良いと思います。




*** 国語 ***

初級完成後、過去問題をやるしかないです。
05年までの現代文は、滅茶苦茶難しいです。
近道もテクニックもなくて、地力を強化するしかありません。
基礎を抑えた学習を日々続けるしか対策のしようがありません。体力勝負です。
一方で、06・07の国語の問題は非常に簡単で、同じ大学の出題とは思えないほどです。
京大の現代文の1つの特徴として、『行間を埋めること』を求めてくることがあります。ただ、その特徴を知ったからといって、高得点をとりやすくなるかと言うと、必ずしもそうではありません。

まずは普通の学習をして基礎的体力を作り、その上で過去問題を研究、訓練していくという<当然>のスタイルで学習してください。


*** 理科 ***

特徴がないです。いえ、出題分野には周期があるのですが、それが受験に有利に傾く性質の問題ではないと思います。

簡単な部分と難しい部分が含まれており、簡単な問題を取りこぼさないのが第一です。対策も特別な学習は必要ありません。当たり前の学習を当たり前のように積み重ねます。
生徒を見る限りでは、生物選択は対策しやすいようです。

*** 社会 ***

記述の量が多いです。
基本知識を得た後、過去問題で出題形式を体に覚えこませることになります。


*** まとめ ***

上にも書きましたが、東大のような『基礎固め+コツ入手=合格』の大学とはかなり異なります。英語を除けば最後まで基礎固めが続く大学です。
今回あえて記事にしたのは、「特殊な対策が要求される大学などほとんど存在しない」と伝えたかったからです。

あるとしても、東大や一部の医学部だけでしょう。これらの大学を目指す場合には、既に情報を提供していますし、それで十分です。活かすだけの実行力がある場合には合格できるはずです。

目先の傾向という言葉に惑わされず、当然の学習を中心に捉えて前進してください。

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2007.04.22 Sun l モデルプラン l コメント (12) トラックバック (1) l top
世界史

社会対策の共通事項


*** 読み物 センター導入 ***

世界史B 大学受験頻出555 MANGAゼミナール
著者: 山本 洋幸, 慶応義塾大学漫画倶楽部
★★★★★(高速で、広く浅く知る時限定)
絵の下手さが欠点ですが、まあ、10時間で5回読んでバイバイするほんだと思ってください。効果は高いです。




*** 二次問題集 入試基礎~有名問題 ***

志望大学の過去問題
★★★★★(必須!!!)
 はじめる世界史50テーマ (ここがリンク)
増進会出版社
★★★★★

大学入試日本史Bの点数が面白いほどとれる問題演習
根本 茂 (著)  中経出版
適度な難易度の問題と詳しい解説により、中堅大学までの知識を全てフォローしています。


☆ 上記の2冊で、河合ボーダー62.5までは確実に合格点になりました。

 ★ 難関大向け ★

 『一問一答又はノート(スピードマスター)』の次に基礎レベル1冊の問題集(はじめる~)と、実力をつける世界史100題をやれば、どこの志望であれ、生徒は合格点をとっていました。世界史は知識の整理をどのように行うかが焦点になります。一つのヒントは過去問題。もう一つのヒントは『タテ・ヨコ』についてまとめた参考書です。


よくでる世界史B一問一答重要用語問題集―新課程用
著者: 世界史一問一答編集委員会
★★★★


 実力をつける世界史100題 (ここがリンク)
増進会出版社
★★★★★
記述の学習。国立の仕上げ。


*** 読み物 二次(ハイレベル向け) ***

1.ヨコから見た世界史
2.タテから見た世界史
★★★★★

☆ 売れているけどセンター80%後のハイレベル向け。
◎ 1回目の使い方。まずは基本的な知識を得てから、一気呵成に1冊ずつ1回読み込みます。こうすることで、基本知識が点から線となり、論述問題に対応するチカラを身につけることができます。
◎ 後は、論述問題で対処できない時に積極的に前後を読みます。

1は『同時代に世界で何が起こり、どんな関連性をもっていたかを論述する問題』
2は『特定の地域で、時代を通じてどういう現象が起きたかを論述する問題』
に対応します。



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2007.04.03 Tue l 社会 l コメント (13) トラックバック (0) l top
話すチカラをつくる本―この一冊で想いが通じる!
相手がわかるように教える技術

☆ 最近この2冊に眼を通しましたが、HPの記述で意識したことを見事に押さえてくれています。もちろん僕の文章の拙さも原因の一つだとは思うのですが、誤読がかなり起きているように思います。純粋な国語力を鍛えることはもちろんですが、僕の記述の背景を押さえることで、誤読を防ぎ、さらに自分で活用させることが出来ると思います。



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2007.04.02 Mon l 自宅学習のフォロー l コメント (0) トラックバック (0) l top
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